一枚一枚肉の本質に迫る焼肉を隠れ家で

完全紹介制、電話番号非公開、1日3組限定。この時点でこだわりの強さと、沢山お客を入れることができない理由があるのは明らかだろう。

オーナーの来栖けい氏は、美食家としてとても有名な方だが、特に今はご自身の経営するボニュとここ焼肉いぶさなに徹している。

焼肉いぶさなは基本2回転だが、営業時間が15時スタートと18時スタート。この間の12時スタートと21時スタートはボニュの営業時間。すなわち来栖氏は2つの店を一日2往復しているのだ。

オーナーといえど、実際に調理し、こだわり抜いた完成品を生み出すには、やはり来栖氏が付きっきりでいなければならないということだ。

年間10頭しか出荷されない幻のいぶさな牛のみを使用。いぶさな牛の入荷のタイミングを見ながらなので、あまり先までは予約も受け付けていない。

いぶさな牛は、世界を探しても来栖氏の店でしか食べられない。その肉質は、全く脂っぽさがなく、最後までスッキリ食べられる。もちろんサーロインなどの部位も含めてだ。

焼き方は、表と裏で9.5:0.5だそうだ。

この焼き方が、焼き目にグラデーションを生み出し、香ばしい部分とレアな部分を楽しめる。これが本当の焼肉だと来栖氏は言う。

つなぎなしのステークアッシュは、ある隠し味の入ったタレに絡め、絶品。ぜひ訪れて試して欲しい。