手間暇かけた医食同源中華の真髄

薬膳アドバイザーの資格を持つシェフの中村秀行氏は、古来中国に食医という官職があったことなどを踏まえ、医学よりも食による健康を重視する考えに則り、安心と健康をテーマにした中華を提供する。

内容的には、広東系も四川系も登場するのでバラエティに富んでいる。

化学調味料はほぼ使わないという通り、素材感とスパイスの旨みがダイレクトに感じられるものばかりだ。

客に合わせた料理を柔軟に検討する姿勢も素晴らしい。

エビチリは、日本的なケチャップを使ったものではなく、あくまでスパイスの旨みだけで作る。頭ごとサクッといただける。

麻婆豆腐は、陳建一スタイル。四川飯店よりもややあっさりめに仕上がっていて、花山椒がよく感じられ美味い。

水餃子ももちろん自家製。山東のようなココナッツダレが使用されている。

やまゆりポークの黒酢酢豚にはイチジクが入っていてアクセントが良い。

湘南エリアならではのシラスチャーハンもある。

もちろん中国茶も豊富だ。

湘南エリアを代表する中華の一つだろう。